とあるジャニオタが『黒崎くん出のド新規健人担』になった話
人生って本当にマジかよみたいな話の連続ですよね。
とかなんとか言いつつも、まさかこんな事が起こるとは思っていませんでした。
去年の自分に会えるなら、せめて予告しておいてあげたい。
「お前数ヶ月後にヤバイ扉開くぞ」と。
さて今日は、5年間自担以外の森羅万象に一切心を動かされなかった私が、
映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』がキッカケで、
東京ドームで『CANDY〜Can U be my BABY〜』が聴ける未来に行きたくなってしまった話について書きたいと思います。
(上記の内容をまとめたのがタイトルです)
(ガチのド新規ですので、解釈がおかしい点など多いかと思いますが、いちオタクの寝言だと思って流してやってください…苦情お受けできません……怖いので先に言っておきます…)
まず初めに、私は約5年間あるグループのファンをやっていました。
今でも大好きで最強だと思っていますし、担当の子に関しては信仰心が強すぎて他者と好きの感情を共有できない段階(本気愛ではなく…ただただ重いだけです…)まで来てしまったので、ここでは伏せさせていただきます。ので、伏せるために、少しだけ事実と違う事を書いたりしますが、そこは分かってもそっとしてやってください…
とにかく『好きな物以外、脳に入れたくない!』というタイプの自分は、
ただひたすら好きなグループの情報だけを追う日々。
SexyZoneに関しては、たまにツイッターのRTで回ってくる内容から、
・大人に言いなりの小さい子供達 (すいません)
・接触イベントが多い (健人くんの神対応まとめを見た事があった)
・人数の満ち欠けがある (触れてはいけないという事だけは察知してとにかく踏み込まないようにしていた)
程度の理解でした。
大人に言いなりって。お前。
のちに黒崎くんの言いなりになっておはようからおやすみまで健人くんの健やかなる毎日に祈りを捧げるだけの生活になるから!!!バーカ!!
そんなこんなでとにかく推しグループ一直線の私でしたが、若干強制的に離れざるを得ない出来事が。
簡単に言いますと
『現場だよ!顔認証システム導入!』→『落選』→死
です。
顔認証システムは高額転売のリスクを減らせる、とっても素晴らしい制度だと思いますが、落選したらもうそこで終わりなんですね。申し込めるのは自名義のみ、当たらなければその現場に参加できる可能性はゼロの、恐るべき一発勝負。
この話を掘り起こすと確実にメンタル崩壊するので(※笑えない※)深く書きませんが、
絶対に絶対に参加したい、というか参加できなきゃ困る!くらいに思っていた現場に行けない事が確定し、私は自暴自棄になっていました。だいたい年始前後くらいの事です。
とにかく愚痴らなきゃやっていけないけどツイッターには書きたくない、でも話せる友達もいないし……という訳でこの時期日記を書いていたんですが、今読み返すとまあまあ酷いです。だいたい毎日もう辛い無理だ死にたいみたいな事書いてます。落ち着けよという…
年始ごろ→病んでる
2月→病んでる
3月→病んでる (プラベで悩んでる事もあり拗らせる)
4月→病んでる (拗らせた結果体調を崩し、もう気分がドン底になる)
そして5月。GW。
私の5年間を揺るがす事件(?)。
映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』鑑賞です。
気分転換に行ったネイルサロン帰り、渋谷の映画館前で目に飛び込んできたピンク色のポスター。
『ふーん…そういえばこんな映画やってたっけ』みたいな印象だったと思います。
あと前から気になっていたJr.の岸くんが出ているらしい…
プチ鬱状態を拗らせていた私は、『明るくておバカな映画でも見れば元気になれるかな〜』等と思いつつも、その場はスルー。
……とスルーしたものの、どうにも気になる。
夜ベッドに入っても、あのポスターが脳内をグルグル回る。
結局我慢しきれず、上映スケジュールを調べて翌日再び映画館へ。
(今思えば5月って公開終了間際だったんですよね。
ロングラン上映ありがとう…すぐ行動に移した自分もナイスプレー…)
映画本編に関しては、結論から言うとめちゃめちゃ感情移入して後半号泣していました。
20代半ばの大人がこんなところで(※観客私以外ほぼ女子中学生)…と自虐モードに入りつつも、そういえば自分は根っからの少女漫画オタクだったことを思い出しました。
幼少期から大好きで大好きで仕方なかった、
かっこ良くてクールでドエスキャラででもちょっと可愛い、
漫画のヒーローそのまんまの人物がそこにいる。喪女すぎて幻覚でも見てんのか?
トンチキ急展開だし泣けるしすごい人出てるしなんか…結構ヤバイものを見た……
とラストシーンの余韻に浸っている中で。
耳に飛び込んで来たED曲。
『俺を好きになれ Make my day!』
…………なんでしょうか。
畳み掛けるように襲って来る『なんかこれはすごくヤバイ』感。
その後はもう、あまり記憶がありません。
気がついたら映画館からレンタルショップに直行しており、
気がついたら『カラフルeyes(通常版)』を手にとっていました。
通常版なのになんか4曲も入ってるー!お得ー!と思ったのもレンタルしたきっかけです…新規的にはすごく嬉しいポイントでした…
とにかく『変化』が苦手で、自分から新しい物に手を出すだなんて、
私にとっては本当に本当にありえないことで、
何かの間違いかもしれない。勘違いかもしれない。でも自分の直感を信じたい…
そんな気持ちでした。
まあ、その翌日にはレンタルショップの『SexyZone』コーナーにあるシングルとアルバム端から端まで全部カゴに突っ込むことになるんですけどね
自分の直感合ってたー!(^o^)わはは!
それにしてもSexyZoneの曲ってどうしてこう、爽やかで可愛くてかっこ良くって中毒性の高いものばかりなんでしょうか。
ルンルンルルルルン………は、はい………????????
Love is so beautiful yeah〜〜〜………えっ??????
パンチの強過ぎる曲達にボッコボコにされながらも、通勤電車でひたすらSexyZoneを聴く毎日。いつの間にか、寝る前やご飯を食べている時、仕事中(本当にごめんなさい)にも、『早く電車に乗ってSexyZoneの曲を聴きたいなぁ…』と思うようになっていました。
すごいですね。明日が来るのが辛かったはずの夜にも、『早く明日にならないかなぁ』と思わせるSexyZone………やはり……神的な何かが……〜こうして単純低能な私の鬱期は終わり告げたのだった〜
そうして何度も何度も曲を聴いているうちに、ふと湧いて来た興味。
『この曲やあの曲は、どんなパフォーマンスで歌うんだろう…』
これね。今思えば完全に自らストレートに沼へ足突っ込んでてヤバイですね。
とりあえず…とりあえず1枚だけDVD買ってみようかな……とりあえずな…
と誰に向けてんのかもよくわからない言い訳をしながら、とりあえず買ってみたのがこれ。
『SexyZone JapanTour2013』
です。
購入の決め手は、レンタルした曲の中で気に入っていたものがいくつか入っていたのと、
前々からヤバイ曲だと噂で聴いていた『CANDY〜Can U be my BABY〜』が収録されているようだったから。
この時はまだ担当は誰〜とまでは考えていなかったのですが(曲をひたすら聴いていただけだったので、メンバーのキャラ等は全く理解していなかった)、
中島健人くん、黒崎くんでかっこ良かったし、あの曲もなんか凄いらしいから、このDVDでいいかな。というわけで購入。
さて、再生。
〜♪
「イェイイェイイェイイェイ!横浜のSexyGirl!」
「今から僕がCANDYと言ったら、ある言葉を言ってください。
ちょっと恥ずかしいんですけど…」
「『Love KENTY〜!♡』って言ってください♡ よろしこ!」
は!?!?????!!!!!!???????
待っ………天使!!????!?????!!!!?????
すごい……なんか……あの……えっ…????
あの時のあの感情は、未だに消化し切れていないので言葉に出来ません。
こんなに可愛くってあざとくって面白くってかっこ良くってやばい子がこの世に存在するのか。こんなにキラキラした漫画の中から出て来たような人間が存在するのか。これは夢じゃないのか。幻覚じゃないのか。こんな国家機密のような事を私が知ってしまっていいのか。(※石投げないでください)
今までの人生で触れた事の無かった文化と正面衝突し、あまりの衝撃に呆然とする自分。
ヤバイ…やばいことになった……と思いながら、その日はひたすらCANDYをリピート再生していました。(ある程度見て満足したあと、冒頭から再生したら心の準備無しに魔の◎人体制を見せつけられカルチャーショックで黙り込んだりもしました)
そんな流れでCANDY沼にハマってしまった私ですが、
中島健人くんは今まで好きになってきたアイドルや俳優とはあまりにもキャラが違いすぎて、『担当なんて言うにはまだ早い』『ていうか何かの間違いかも』『明日起きたら全部忘れてるかもしれない』とか何とか言って現実逃避したりもしたわけですけど。
しかしね。いい年して大好きな少女漫画読むじゃないですか。もうね。
出てくるヒーロー全部健人くんに見えるんすよ。
あっ…このキャラ健人くんに合うなぁ……いやこっちも…もはや健人くんがモデルになったと言っても過言ではない……はっ!この台詞は絶対に健人くんに言ってほしい!ひっ待ってヤバイこっちはビジュが完全に一致………
なんなの。圧倒的にこの世の中に健人くんが足りてなくないですか!?!??
健人くんはすごい……すごいです……この文章を書いてる今も手が震えてきました…
気がつけば寝ても覚めても健人くん健人くん。
あの映像が見たい。あの雑誌が欲しい。もっとエピが知りたい。
非常にわかりやすい沼落ちです。
コンサートDVDを買い漁ったり。(Love Ken TV…圧倒的な萌えを前に、もはや思考という作業は必要無いと実感させられる祈りの時間)
過去の出演作品を必死で追ったり。(JMK夜中に一人で見たら色んな意味で死にそうになった)
神対応まとめを何遍も何遍も読み返したり。(いつ見ても新鮮に面白いし楽しい)
ご縁がありサマパラに参加させてもらったり、SexyZone5周年記念の恩恵を受け素晴らしいアルバムを手にしたり、Sexy渋谷で5人の圧倒的顔面力に白目向いたり。
健人くんの存在を知ってしまってから、毎日新鮮で楽しくって困ってます。
さて、つたない文章をお読みいただきありがとうございました。
長くなりすぎてしまったので、最後に、もう私の負けだ!と思った話を書いて終わりにします。
ベストアルバム記念の雑誌ラッシュ。様々な雑誌に、5周年に関するインタビューが載っていましたよね。全部チェックして購入するのも大変だったけど、インタビューされる側も大変だよなぁなんて思ったりもしました。
そんな沢山の雑誌の中のひとつ、WiNK UPさん12月号の24ページ、5人それぞれからファンへのメッセージコーナー。
for fan
いろんな作品を見て嫉妬してるファンもいると思うけど、その嫉妬してる姿がかわいらしいと思います。逆にボクが嫉妬する瞬間について教えましょう。それは、あなたがボク以外の存在を見ているときです。よそ見はしないで、前だけを見て、しっかりと安全運転で向かってきてください!
by kento
衝撃でした。
他の4人が『いつもありがとう』『5周年ありがとう』と感謝を述べている中で(※これだけは誤解の無いようにしたいのですが、それが駄目というわけではなく!!4人を下げたいわけでは無いのです……これだけは、これだけは間違いなく伝わって欲しい)、彼だけこんな事言ってるんです。
なにこれ。なにこれ。すごすぎじゃない…?沢山ある掲載誌の中の、こんな小さなスペースで。こんな凄いこと、こんな特別なこと言っちゃうって。どれだけの自分のファンが見てくれるかわからないのに、こんなにも、とっておきの言葉。当たり前みたいに言っちゃうの?
健人くんはやっぱり凄い。偉そうに『担当って言うにはまだ早いかも〜』とか何とかぬるい事言ってたけど、もう私の完敗です。
TDCよりも、アリーナよりも、もっと大きな会場で、もっと大きな声でLOVE KENTY!を叫びたいので。
私は早く、大好きな東京ドームで、CANDYが聴きたい。
おわり
《追記》
黒崎くん出ファンなので、自分も黒崎くんロスになったりすんのかな〜と思っていましたが、なんか思った以上に健人くんすぐ黒崎くんになるので今のところは禁断症状も出ずなんとかなってます。